ボタン式券売機は、タッチ式券売機より安価ですが、券売機上に設置されたボタンの数の商品にしか扱えません。

タッチ式券売機は、商品のメニューが画面上に表示されるため、ボタン式券売機と比べて多くの商品を扱う事が出来ますが、その分高価です。

券売機の購入予算から選ぶ場合、50万円前後が分岐点となります。(紙幣は千円のみ対応、キャッシュレス決済無しの現金決済の券売機の場合)

予算が50万円以下の場合はボタン式となってしまう場合が殆どでしょう。

但し、ボタン式券売機であっても、高額紙幣対応や、キャッシュレス決済対応も考慮にいれると50万円を超えて予算オーバーとなってしまう場合が多いと思います。

券売機の機能から選ぶ場合、まずは扱う商品数がボタン式券売機のボタン数に収まるかを考えてください。

ボタン数より商品数が少ない場合は良いのですが、ボタン数より商品数の方が多い場合は、タッチ式券売機一択になると思います。

ボタン数が足りて居る場合でも、ボタン式券売機は販促という面ではタッチ式券売機に劣ります。

ボタンに商品名、価格を印刷した紙を挟む様なイメージですので、商品名から商品を想像しにくい場合もあるため、価格を抑えるのが最優先でなければタッチ式券売機も検討するのが良いと考えます。

券売機のタイプ(ボタン式または、タッチ式)が決まったら、次に高額紙幣対応、キャッシュレス決済の必要性を考慮して、必要があれば対応している券売機を選ぶのが良いでしょう。

なお、設置スペースが無い場合は、ボタン式券売機であれば、ボタン数は減らした小型のタイプもあるようです。